当院の物理療法機器

　ハイボルテージ療法は、高電圧の電気刺激を利用して、身体の深部に働きかける治療法です。スポーツ外傷や慢性痛の治療、リハビリテーションなど幅広い場面で効果を発揮します。

１．痛みの軽減（鎮痛効果） 

　電気刺激が神経に作用し、痛みの伝達を抑制することで、急性期の炎症による痛みや慢性的な痛みを軽減します。

２．筋肉の緊張を緩和

　筋肉の深部に届く刺激が、硬直した筋肉をほぐし、怪我後の筋緊張や筋肉疲労を回復させます。

３．血流の促進

　血液循環を改善し、酸素や栄養素の供給を促進します。これにより、炎症物質の排出を助け、治癒を早めます。

４．炎症の抑制

　腫れや痛みを和らげ、急性外傷の回復をサポートします。

５．組織修復を促進

　細胞再生を促し、損傷した組織の自然治癒力を高めます。

６．運動機能の改善

　筋力低下を防ぎ、神経機能の回復を助けることで、可動域や運動能力の改善に寄与します。 

　ウォーターベッド型マッサージ器は、水圧を利用して全身をマッサージする治療機器です。心地よい水の流れと圧力が身体に働きかけ、リラクゼーション効果と身体の機能回復をサポートします。

１．筋肉の緊張緩和
　水圧による柔らかい刺激が、硬くなった筋肉をほぐし、緊張を緩めます。肩こりや腰痛の改善に役立ちます。

２．血行促進

　リズミカルなマッサージ効果が血流を促進し、体内の老廃物排出や酸素供給を助けます。冷え性やむくみの改善も期待できます。

３．リラクゼーション効果

　水の流れる感覚と一定の圧力が、身体と心をリラックスさせ、ストレス軽減に繋がります。

４．痛みの軽減

　筋肉や関節の緊張をほぐすことで、慢性痛や疲労による不快感を和らげます。

５．自律神経の調整

　心地よいマッサージが副交感神経を活性化させ、睡眠の質向上や疲労回復を促します。

６．柔軟性の向上

　筋肉のほぐれが身体全体の柔軟性を高め、関節の動きをスムーズにします。

７．ストレス軽減

　自然な水の動きによる癒し効果が、精神的なリフレッシュに役立ちます。

 　超音波治療器は、高周波の音波を用いた物理療法の一つで、さまざまな治療効果が期待されます。音波が体内に浸透し、温熱効果やマイクロマッサージ効果を発揮します。

1．血行促進

　超音波の微細な振動が組織に働きかけ、血管を拡張させて血流を促進します。これにより、酸素や栄養素が組織に行き渡り、代謝が改善されます。特に、冷えや血行不良に効果的です。

2．筋肉・関節の痛み緩和

　超音波は患部を深部から温めることができ、筋肉や関節のこわばりをほぐします。これにより、痛みを感じる神経への刺激が減り、慢性痛や急性の痛みを和らげる効果があります。

3．組織の修復促進 

　超音波の振動によるミクロレベルの刺激が細胞の活動を促進し、軟部組織（筋肉や腱、靭帯など）の修復をサポートします。特に、捻挫や筋肉損傷、靭帯損傷などの治療に効果的です。

4．炎症の軽減

　超音波治療は、炎症を抑える効果があるとされています。炎症が引き起こす腫れや痛みを軽減することで、急性期のケガからの回復を早めることができます。

5．浮腫（むくみ）の軽減

　超音波の振動は、リンパの流れや体液循環を促進するため、むくみの改善に役立ちます。特に、けがや手術後の腫れやむくみに対して効果があります。

6．癒着や硬化の解消 

　ケガや手術後の組織の癒着や、筋肉や腱が硬くなった状態を和らげる効果もあります。超音波のマイクロマッサージ効果により、柔軟性を取り戻すことができます。

7．温熱効果

　超音波は組織の深部まで届き、体の深い部分を温めることができるため、通常の温熱療法では届かない場所の温熱効果をもたらします。これにより、血行がさらに促進され、痛みが和らぎ、回復が早まります。

8．結合組織の柔軟性向上

　超音波治療は、筋肉、腱、靭帯といった結合組織の柔軟性を高める効果も期待されます。これにより、関節の可動域が広がり、運動機能が改善されることがあります。

　超音波気泡浴装置は、お湯の中に超音波を発生させることで、筋繊維や神経、毛細血管などに振動をあたえ、痛みの緩和や血流の改善を促します。（超音波療法）

　また、温浴による温熱効果により、血行を促進させ、関節可動域を広げたり、患部の早期回復に効果を発揮します。（温浴療法）

　さらに、薬剤を加えたお湯によって温浴効果がさらに高まり、血行促進や発汗を促し、体の芯からしっかり温まり、内側から自然治癒力を引き出します。（薬浴療法）

　手指・手首・肘などの痛み、特に骨折後の後療や関節のこわばり（関節拘縮）、腱鞘炎などに効果があります。

　低周波治療は、微弱な電気刺激で筋肉の緊張をほぐし、血流を促進します。これにより、痛みやコリの軽減、疲労回復、さらにはケガの予防や治癒促進など、幅広い効果が期待できます。

１．筋肉の緊張緩和

　低周波電流が筋肉に軽い刺激を与えることで、筋肉の収縮と弛緩が促進され、筋肉のこわばりや緊張をほぐします。

２．血行促進

　筋肉の動きが活発になることで、血液循環が改善されます。これにより、酸素や栄養素が体の各部に届きやすくなり、疲労回復や痛みの軽減が期待されます。

３．痛みの緩和

　低周波の刺激は、痛みを伝える神経の働きを抑制する効果あり、これにより痛みが軽減されます。

４．リハビリテーション効果

　筋力が低下している場合、低周波治療によって筋肉を刺激し、筋力の回復を促すことができます。特にケガ後のリハビリに使います。

５．自律神経の調整　低周波の刺激が神経系に作用することで、自律神経のバランスを整える効果があるとされています。ストレスの軽減やリラックス効果もあります。

　遠赤外線治療は、身体を内側から温めることで多くの健康効果が期待される治療法です。遠赤外線は皮膚表面を通過し、深部の組織にまで届くため、通常の熱とは異なる効果を発揮します。

1．血行促進

　遠赤外線は体を深部から温めることで血管を拡張し、血行を促進します。これにより、冷え性や肩こり、筋肉のこわばりが改善され、体の隅々に酸素と栄養素が届きやすくなります。

2．代謝の活性化

　身体を温めることで新陳代謝が活発になり、老廃物の排出が促されます。これにより、疲労回復やデトックス効果が期待されます。

3．筋肉のリラックス

　深部の筋肉を温めることで、筋肉の緊張がほぐれ、筋肉痛やこりが軽減されます。特にスポーツ後の疲労回復やケガの予防に効果があります。

4．免疫力の向上

　体温が上昇することで、免疫細胞の活動が活発になり、体の自然治癒力が高まるとされています。風邪をひきやすい方や疲れやすい方におすすめです。

5．痛みの緩和

　遠赤外線は関節や筋肉の深部にまで届き、痛みの原因となる部位を温めることで、痛みを緩和する効果があります。特に慢性的な腰痛や関節痛に有効とされています。

6．リラクゼーション効果

　体を温めることで副交感神経が活性化し、リラックス効果が得られます。これにより、ストレスの軽減や精神的な安定が促進され、心身ともにリフレッシュすることができます。

　高電位治療器は、体にやさしく高電圧を流して全身を包み込むように刺激し、血流を促進、自律神経を整える治療機器です。肩こりや頭痛、慢性疲労の緩和に加え、ストレスの軽減や睡眠の質の向上にも効果が期待できます。ビリビリすることはなく、座っているだけでリラックスしながら治療が受けられるのも魅力です。

• 肩こり・首こり

• 慢性頭痛

• 腰痛・関節痛

• 手足のしびれ

• 冷え性・血行不良

• むくみ

• 自律神経失調症

• 慢性疲労・だるさ

• 不眠・睡眠の質の低下

• 便秘・胃腸の不調

• ストレス・イライラ

　これらの症状は「血流の滞り」や「自律神経の乱れ」が原因となっていることが多く、高電位治療器はその両方にやさしくアプローチすることで、自然治癒力を引き出すサポートをします。