背屈制限。手を酷使する仕事の人は要注意。
原因
手関節の過度な使用による持続的、反復的外力による月状骨への圧迫力が加わり血行障害を生じ阻血性壊死を起こす。
好発
青壮年(20~40歳)の男子。
手を酷使する職業の人(チェーンソーを使う人、大工)
症状
初期は変化なし
進行すると運動制限(特に背屈制限)
X-P
3~4か月後、月状骨の不規則、不鮮明、濃淡濃影、扁平化。
治療
安静(運動停止)、冷シップ、固定、温熱療法、ストレッチ
予後
青壮年に好発するため、少しでも疼痛がなくなるとすぐ仕事を始めるため、治りにくい。
安静保持困難。変形腕関節症。
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田中 (火曜日, 14 5月 2024 21:04)
お世話になります。先日キーンベック病の初期症状と診断されました。効き手で生活上仕事上全て痛みで辛いです。治療法がないと主治医に言われ、痛み止めとテーピングで固定し難とかしのいでます。それも日に日に限界が来てます。仕事柄重量物を手作業で上げ下げする業務です。この先どうしたらよいですか?いまはひじ肩まで痛みが出てます。かなり辛いです現在53歳限界でしょうか?難病みたいなものでしょうか?手術以外で進めることは出来ますか?
三国スポーツ整骨院 (金曜日, 31 5月 2024 10:28)
田中さん
お返事遅れてすみませんでした。
キーンベック病の初期とのことでしたが、初期であれば、充分に治ります。ただし、症状の訴えを鑑みると初期?と思わざるを得ません。月状骨は血流が悪い骨の為、阻血性壊死をする可能性が高い骨です。早期治療をおススメします。